メンズのカバーオールはダサい?オシャレな着こなしのコツ

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【実体験】まるで作業着の残念なシルエット

古着屋さんでインディゴ染めのカバーオールを見つけ、「これでおしゃれなワークスタイルがキマる!」と意気揚々と購入したんです。

試着した時は、照明のせいか、はたまた店員さんの「似合ってますよ!」という言葉に舞い上がっていたのか、特に違和感を覚えませんでした。

こんな感じ

 

しかし、実際に着て出かけた時に、そのダサさを痛感しました。

まず、サイズ感が完全に間違っていました。肩幅は合っているものの、身幅とアームホールが広すぎたんです。

その結果、不自然に体が大きく見え、本来の体型が完全に隠れてしまいました。

まるでブカブカの作業着を着ているような、なんともダサいシルエットになってしまったんです。

さらに、コーディネートも輪をかけてダサかった

中に着たのは無地の白Tシャツ、パンツは細身のチノパン、足元はスニーカーという、ごく普通のカジュアルスタイル。

この組み合わせが、カバーオールの野暮ったさをさらに際立たせてしまいました。

おしゃれなワークスタイルを目指したはずが、完全に「これから庭仕事ですか?」と言われそうなダサいおじさんになっていたんです。

電車の中で自分の姿が窓に映るたびに、絶望的な気持ちになりました。

サイズと体型への誤解が原因

ダサい失敗の主な原因は、サイズ選びの失敗コーディネートのバランスの欠如です。

カバーオールは本来ゆったりとしたシルエットが特徴ですが、体型に合わないオーバーサイズを選んでしまい、ただのブカブカな作業着になってしまいました。

特に試着時に前を閉めていたため、身幅の広さに気づきにくかったことが原因です。

また、カジュアルなカバーオールに対し、インナー、ボトムス、足元も全てカジュアルなアイテムで固めてしまったため、全体的にだらしなく野暮ったい印象になりました。

特にボトムスが細身すぎたことで、カバーオールのボリューム感が強調され、不自然なシルエットになってしまいました。

どう対策したか

このダサい経験を教訓に、私はカバーオール選びと着こなしに関して以下の対策と見解を持つようになりました。

まず、カバーオールはサイズ感で印象が大きく変わるため、試着を徹底的に行うべきです。

前を開けた状態と閉めた状態の両方で身幅や丈感を確認し、普段着るインナー(厚手のスウェットやシャツなど)の上から試着して、アームホールや肩周りに窮屈さがないか確認しましょう。

また、全身鏡で正面だけでなく、横や後ろからも全体のシルエットをチェックし、可能であれば店員に写真を撮ってもらい、客観的に自分の姿を確認するのも有効です。

試着してすぐに決めるのではなく、一度店を出て冷静になる時間を持つ勇気も必要です。

このように、アイテム単体で見るのではなく、あくまで「全身のバランス」と「着こなし方」が重要だと学ぶことが、カバーオールを着こなすための鍵となります。

僕が考えるメンズのカバーオールを選ぶ際の対策は後述しています。

メンズのカバーオールが残念に見えるNGパターン

1. サイズ選びの失敗

おしゃれのつもりで選んだはずが、一歩間違えると途端に野暮ったくなってしまうのが、このアイテムの難しいところです。

特に、トレンドを意識してオーバーサイズを選んだつもりが、その加減を間違えてしまうと、途端にだらしなく見えてしまいます。

オーバーサイズが行き過ぎるとただの作業着に

私が最も陥ったのが、このサイズ選びの失敗です。

カバーオールはもともとゆったりとした作りですが、それが度を超すと、おしゃれとはかけ離れたブカブカの作業着に見えてしまいます。

オーバーサイズを意識しすぎて、自分の体型に合わないものを選んでしまうと、まるで誰かから借りてきたような不自然な印象になってしまうのです。

体型を隠し、だらしない印象を助長

トップスが大きすぎたり、身幅やアームホールが広すぎたりすると、体のラインが隠れてだらしない印象になります。

特に丈が長すぎると、足が短く見え、重たい印象に。

さらにボトムスもゆったりしすぎていると、全体的にルーズすぎて、おしゃれどころかまるで作業着のように見えてしまうのが、この失敗の大きな原因です。

2. 上下カジュアル!野暮ったい「休日のお父さん」

カバーオールはそれ自体がカジュアルでワークテイストが強いアイテム。

そのため、合わせるアイテムの選び方を間違えると、一気に野暮ったい印象になり、おしゃれ感がゼロで、のっぺりとしたスタイルになってしまいます。

全身をカジュアルなアイテムで固めてしまうのは、特に注意が必要です。

全身カジュアルはメリハリ不足で野暮ったい

カバーオールに合わせるアイテムを全てカジュアルなもので固めてしまうと、一気に野暮ったい印象になり、おしゃれ感がゼロのスタイルになってしまいます。

カバーオール自体がカジュアルでワークテイストが強いアイテムなので、その他のアイテムでバランスを取ることが重要です。

洗練された印象とは程遠い、残念な着こなし

カバーオールに無地のTシャツ、チノパン、スニーカーといった定番のカジュアルアイテムをただ組み合わせるだけでは、変化がなく、のっぺりとした印象になります。

特に色味も地味なものばかり選んでしまうと、まるで庭の手入れにでも行くような、休日のお父さんスタイルになりかねません。

メリハリがなく、全身が一体化して見えることで、洗練された印象とは程遠い残念な着こなしになってしまいます。

3. 素材感と季節感の不一致

ファッションにおいて、季節感を無視した着こなしは致命的です。

特にカバーオールのような存在感のあるアイテムでは、素材感と季節感が合っていないと、全体の印象がちぐはぐになり、おしゃれどころか清潔感さえ失われてしまいます。

季節外れの素材は見た目も印象もチグハグに

これは私の体験談では触れていませんが、カバーオールの素材感や色と、着用する季節感が合っていない場合も、非常に残念な印象を与えてしまいます。

例えば、真夏に厚手のウール素材やデニム生地のカバーオールを着ていると、見た目にも暑苦しく、季節感を無視したダサい人に見えてしまいます。

清潔感を失わせる致命的なミス

逆に、真冬に薄手のリネン素材のカバーオールでは寒々しく、場違いな印象を与えます。素材が季節に合っていないと、それだけで清潔感が失われ、おしゃれとは程遠い残念なスタイルになってしまうのです。

季節感を無視したアイテム選びは、周囲に「あの人、大丈夫かな?」と思わせてしまうほどの、致命的なミスにつながりかねません。

【解決策】「ダサい」を「おしゃれ」に変えるメンズのカバーオール着こなし術

私の失敗談を踏まえた「ダサい」カバーオールを「おしゃれ」に変える着こなし術を3つご紹介します。

1.サイズ選びの「黄金比」を知る

カバーオールを格好よく着こなす上で、何よりも重要なのがサイズ感です。

どんなにデザインが優れていても、サイズが合っていなければ野暮ったく見えてしまいます。

特に、肩と身幅のバランス、そして丈感に注目することで、洗練された印象に変わります。

肩と身幅のバランスが肝心

カバーオールを選ぶ際、最も重要なのはサイズ感です。

肩のラインが自分の肩幅に合っているか、そして身幅に適度なゆとりがあるかを確認しましょう。

オーバーサイズを選ぶとしても、だらしなく見えない「適度なゆとり」が重要です。

試着時には、前を開けた状態と閉めた状態の両方で確認し、腕を上げ下げしてみて窮屈さがないかもチェックしてください。

丈感で印象をコントロール

着丈が長すぎると、どうしても野暮ったく、だらしない印象になりがちです。ヒップが隠れる程度から、少し長めでもバランスが取れる着丈を選びましょう。

自分の身長や体型に合わせて、全身のバランスが良く見える丈を選ぶことで、一気に垢抜けた印象になります。

2.メリハリを意識した「コーディネート術」

カバーオールはそれ自体に存在感があるため、コーディネート全体でメリハリをつけることが重要です。

インナーやボトムス、足元の選び方一つで、カジュアルになりすぎず、洗練された大人のスタイルを完成させることができます。

インナーで引き締め効果を狙う

カバーオールがゆったりとしたシルエットのため、インナーはジャストサイズかやや細身のアイテムを選ぶと、全体にメリハリが生まれます。

無地のTシャツだけでなく、ボーダー柄やシンプルなロゴT、または襟付きのシャツなどを合わせることで、単調さをなくし、おしゃれな印象を高められます。

ボトムスと足元でバランス調整

カバーオールのボリューム感に対して、ボトムスでバランスを取ることが重要です。細身のパンツを合わせる場合は、カバーオールの丈を短めにするか、ロールアップで軽さを出すと良いでしょう。

最近人気のワイドパンツやストレートパンツと合わせることで、旬なリラックス感を演出しつつ、AラインやHラインといった洗練されたシルエットを作ることも可能です。

足元は、スニーカーだけでなく、革靴やブーツを選ぶことで、カジュアルすぎない大人のワークスタイルが完成します。

3.素材感と色味で季節感を味方につける

おしゃれな着こなしには、季節感を取り入れることも欠かせません。

カバーオールは通年活躍するアイテムですが、素材や色味を工夫することで、より快適に、そして季節に合ったスタイリングを楽しむことができます。

季節に合った素材選びで快適におしゃれに

カバーオールは通年着られるアイテムですが、季節に合わせた素材を選ぶことで、より快適におしゃれを楽しむことができます。

春先や秋口にはコットンやライトデニム、リネン混など軽やかな素材を。冬には厚手のウールやメルトン素材を選ぶと、見た目にも温かく、季節感を取り入れられます。

素材感が合っていないと、どんなにおしゃれなデザインでもちぐはぐな印象になってしまうので注意が必要です。

色使いで清潔感と個性を表現

定番のインディゴやカーキだけでなく、ベージュやホワイト、ブラックなど、様々な色味のカバーオールがあります。明るい色は軽やかで清潔感を演出し、暗い色はシックで引き締まった印象を与えます。

自分の肌色や普段のワードローブに合う色を選ぶことで、コーディネートの幅も広がり、より自分らしいおしゃれを楽しめるでしょう。

これらの着こなし術を参考に、あなたもカバーオールを「ダサい」から「おしゃれ」へと変身させてみませんか。

まとめ

以前の私はカバーオールのサイズ選びや全身カジュアルなコーデでダサい失敗をしましたが、これらの経験から多くを学びました。

大切なのは、肩や身幅の黄金比を知り、着丈で全体のバランスを整えることです。また、インナーやボトムスでメリハリをつけ、革靴などで引き締めることで「休日のお父さん」スタイルを卒業できます。

さらに、季節に合った素材選びや色使いを意識すれば、清潔感とこなれ感が両立し、ダサいおしゃれに変えられます。

これらのポイントを押さえれば、あなたもスマートにカバーオールを味方にすることができるはずです。

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