【実体験】コサージュ選びで大失敗!まさかの「ダサい」認定
あれは数年前、親戚の結婚式に参列した時のことでした。
当時30代前半だった私。手持ちのシンプルなネイビーのワンピースに合わせて、何か華やかなものをプラスしたいと思い、慌てて百貨店でコサージュを探したんです。
店員さんに勧められるまま、ベージュ系の大きな造花のコサージュを選びました。

こんな感じ
「これくらいボリュームがあれば、写真映えもするし、華やかになるはず!」と信じて疑いませんでした。
意気揚々とコサージュを胸元に着けて、会場へ向かいました。会場に着いて周りのゲストの方々を見て、自分の選択を激しく後悔しました。
まず、コサージュのサイズ感が致命的にダサかったんです。
私の華奢な体型に対して、そのコサージュはあまりにも大きく、まるで胸元に花束を貼り付けているかのよう。ワンピースとのバランスも悪く、コサージュだけが浮いて見えました。
さらに、コーディネートが最悪にダサかったんです。
造花感が強く、安っぽく見えてしまい、上品なワンピースとの相性はゼロ。
全体的に「お祝いの席」というよりは「学芸会」のような印象になってしまいました。周りを見渡すと、ほとんどの女性がコサージュを着けておらず、着けている人も小ぶりで洗練されたデザインばかり。
私は完全に浮いていて、友人に「あれ、コサージュ…ちょっと主張しすぎじゃない?」と遠回しに「ダサい」と言われた時は、穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです。
結局、披露宴の途中でこっそり外してバッグにしまいました。せっかくの結婚式なのに、こんなに「ダサい」失敗をするなんて…。
本当に黒歴史です。
サイズと体型への誤解が原因
まず、コサージュのサイズ選びと体型とのバランスに対する誤解です。
コサージュは、アクセサリーとして全体のバランスを整える役割があります。
私の場合は、自分の体型に対してコサージュが大きすぎました。小柄で華奢な私には、小ぶりで上品なデザインの方が馴染み、ドレスを引き立てることができたはずです。
しかし、「華やかにしたい」という一心で、ただ大きいものを選んでしまったことが、「ダサい」印象に直結しました。バランスを考えず、やみくもに目立つものを選んでしまったのが最大の敗因です。
次に、素材感とデザインのミスマッチ。これも致命的でした。
安っぽい造花感のあるコサージュは、どんなに上品なドレスと合わせても、全体のクオリティを下げてしまいます。
結婚式のようなフォーマルな場では、上品な光沢のあるサテンやオーガンジー、あるいは本物に近い繊細な造花など、素材の上質さが非常に重要です。
そして、デザインもシンプルで洗練されたものが、年齢を重ねた女性にはよりふさわしいことを、当時の私は理解していませんでした。
流行り廃りだけでなく、「品格」という視点が完全に欠けていたため、結果として本当に「ダサい」格好になってしまったわけです。
この苦い経験から、結婚式でのコサージュ選びに対する私の見解は大きく変わりました。
どう対策したか
まず、「Less is More(少ない方が豊か)」の原則を意識するようになりました。
無理にコサージュを着けなくても、華やかなアクセサリーやヘアスタイルで十分におしゃれができることに気づいたんです。
もしコサージュを着けるとしても、自分の体型やドレスのデザインに合った、小ぶりで上品なものを厳選するようになりました。
素材も、安っぽく見えない、光沢感のあるものや、繊細なデザインを選ぶようにしています。これで「ダサい」印象になることはなくなりましたね。
次に、「全体の調和」を最優先したコーディネートを心がけるようになりました。
コサージュ単体で見るのではなく、着用するドレス、アクセサリー、ヘアスタイル、バッグ、靴まで含めたトータルコーディネートの中で、コサージュがどのような役割を果たすかを考えるようになりました。
例えば、ドレスがシンプルな場合は、コサージュをポイントにするのではなく、ネックレスやイヤリングで華やかさをプラスしたり、逆にドレスに装飾が多い場合は、コサージュは付けない、または極めてシンプルなものを選ぶなど、引き算のバランスを意識するようになりました。
流行も大切ですが、それ以上に「マナーを守りつつ、自分を最も美しく見せるか」が何よりも重要だと痛感しました。
あの時の「ダサい」失敗は、私にとって大きな学びとなり、今では結婚式での小物選びに自信を持てるようになりました。
私が考える結婚式のコサージュを選ぶ際の対策は後述しています。
結婚式のコサージュが残念に見えるNGパターン
1. サイズ選び失敗!「胸元に花束」でマジダサい
これ、本当にやりがちで、一瞬で「ダサい」認定されるパターンです。華やかさに釣られて大きなコサージュを選んだ結果、体型とのバランスが崩壊します。
体型無視のボリューム感でアンバランス
まるで胸元に花束を貼り付けているかのようなアンバランスさ。
特に小柄な方や華奢な方がボリュームのあるコサージュを着けると、コサージュだけが浮いて見え、「ダサい」印象を与えてしまいます。
主役のドレスを完全に食ってしまいかねません。
ドレス台無し!全体のバランス崩壊
せっかくの装いが台無しになることもあります。コサージュが大きすぎると、ドレスの美しいシルエットが隠れてしまい、全体のバランスが崩壊。
結果として、洗練されていない残念な見た目になってしまいますよ。
2. 素材感ミス!「学芸会レベル」で大ダサい
安っぽい造花感満載のコサージュは、どんなに上品なドレスと合わせても、全体のクオリティを一気に引き下げてしまいます。
チープな素材が品格を損なう
フォーマルな結婚式の場において、チープな素材感は致命的です。
まるで「学芸会の衣装?」と見紛うばかりの残念な印象になり、見る人に「大ダサい」という強烈な記憶を残すことでしょう。
素材の上質さに欠けると、せっかくのお祝いの席でも品格が損なわれてしまいます。
安っぽさが全体に波及
コサージュ一点の安っぽさが、ドレスや他の小物、ひいては着ている人全体の印象にまで波及してしまうことがあります。
結果的に、おしゃれとは程遠い、残念な雰囲気を醸し出してしまいますよ。
3. トータルバランス無視!「浮いてる人」でただただダサい
コサージュ単体で選んでしまい、ヘアスタイル、アクセサリー、バッグ、靴といった小物、そしてドレス全体のバランスを全く考慮しないパターンです。
コーディネートのちぐはぐ感
ドレスに装飾が多いのに、さらに大ぶりのコサージュを着けたり、逆にシンプルなドレスに妙に浮いたデザインのコサージュを合わせたりすると、全体に統一感がなく、ちぐはぐな印象になります。
まるでファッションに無頓着な人に見られかねません。
周囲から浮いてしまう残念な姿
結果、周囲から「あの人、なんか浮いててダサいよね」と囁かれかねない、残念なコーディネートになってしまいますよ。
トータルで調和が取れていないと、どれか一つが突出していても、おしゃれには見えません。
【解決策】「ダサい」を「おしゃれ」に変える結婚式のコサージュ着こなし術
私自身の結婚式でのコサージュ選びは大失敗でした。
その苦い経験から得た教訓と分析を踏まえ、「ダサい」コサージュを、「おしゃれ」な着こなしへと導く3つの秘訣をご紹介します。
1. 「着られている感」払拭!ドレスと「一体化」するサイズと素材選び
結婚式でのコサージュが「ダサい」に見える主な原因は、サイズが合っていなかったり、ドレスと素材感がちぐはぐだったりすること。
コサージュはドレスの延長線上にあるものと捉え、全体で美しく見えることを意識しましょう。
身体に合った「ちょうど良い」サイズを見つける
小柄な方や華奢な方は、大きすぎるコサージュだと着られている感が出てしまいがちです。
ドレスのシルエットを邪魔せず、肩や胸元に上品に収まる「ちょうど良いサイズ感」を選んでください。
試着が難しい場合は、手持ちのアクセサリーと見比べて、自分の体型に合うボリューム感を把握しておくのが重要です。
素材はドレスの「格」に合わせて選ぶ
ドレスの素材感とコサージュを合わせると、一体感が生まれておしゃれに見えます。
例えば、サテンやシフォンのシンプルなドレスには、同系色で光沢感のある素材や、軽やかなシフォン素材のコサージュが上品に馴染みます。
レースを選ぶなら、大柄でカジュアルなものより、繊細で上品なチュールレースやコードレースがおすすめです。
安っぽい素材感だと、せっかくのドレスも台無しになり、「ダサい」印象を与えてしまいますよ。
2. 「着こなし方」で魅せる!単なる飾りから卒業
ただ胸元にポンと着けるだけでは、コサージュは単なる飾りか、不格好な「おまけ」になりがち。
おしゃれに見せるには、着ける位置や見せ方を工夫し、ドレススタイルの一部として意識することが大切ですよ。
位置と角度で「抜け感」と華やかさを出す
コサージュは胸元だけでなく、ウエストマークとして、またはバッグやヘアアクセサリーとして使うなど、様々な位置を試してみましょう。
斜めに着けたり、少し高めの位置にすることで、目線が上がりスタイルアップ効果も期待できます。
ドレスのVネックラインに合わせて配置するなど、ドレスのデザインを活かすように着けるのもポイントです。
他のアクセサリーとのバランスを考える
コサージュが主役の場合は、ネックレスやイヤリングはシンプルに控えめに。
逆に、華やかなネックレスを着ける場合は、コサージュはつけないか、極小の目立たないものを選ぶなど、「引き算」のバランスが重要です。
全体のアクセサリーがちぐはぐにならないよう、統一感を意識すると、洗練された印象になります。
3. 「自分軸」で選ぶ!マナーと個性のバランスを追求せよ
結婚式のコサージュ選びは、マナーを守りつつ、いかに自分らしくおしゃれに見せるかが腕の見せ所です。
「流行だから」「なんとなく手持ちで」といった安易な選び方は、「ダサい」失敗に繋がりやすいんです。
マナーは基本、自分らしさはプラスα
結婚式におけるコサージュの役割やマナー(例えば、生花を避ける、派手すぎないなど)を理解した上で、その中から自分の体型や肌の色、ドレスの色に最も似合うものを選ぶのが重要です。
流行の色やデザインも良いですが、最終的には自分が一番美しく見えるか、という「自分軸」を持つことで、自信を持って着こなせるようになります。
「トータルコーディネート」で魅力を最大限に引き出す
コサージュだけでなく、ヘアスタイル、アクセサリー、バッグ、靴といった小物まで含めてトータルでコーディネートを考えましょう。
例えば、コサージュの色と靴の色を合わせるなど、小さな統一感を意識するだけでも、全体の印象は大きく変わります。
全体に調和が生まれ、洗練された印象を与えることで、あなたの結婚式スタイルは「ダサい」から「おしゃれ」へと格上げされますよ。
まとめ
結婚式でのコサージュをおしゃれに見せるには、まずドレスと一体化するサイズと素材選びが肝心です。身体に合った「ちょうど良い」ボリュームと、ドレスの格に合わせた上質なものを選びましょう。
次に、単なる飾りから卒業し、着ける位置や他のアクセサリーとのバランスを意識した「着こなし方」が重要です。
最後に、流行に流されず「自分に似合うか」という「自分軸」を大切にしてください。
マナーを守りつつ、トータルコーディネートで魅力を最大限に引き出すことで、あなたのコサージュスタイルは「ダサい」から「おしゃれ」へと格上げされますよ。
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