いまどき金縁メガネはダサい?かっこいい着こなしとコーディネート例

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【実体験】ダサい金縁メガネとの出会い

僕が初めて金縁メガネに手を出したのは、今から5年ほど前のことです。

当時、クラシックなファッションが流行し始めていて、SNSで見るおしゃれな人たちがこぞって金縁メガネをかけていたんです。

「知的に見えて、しかもトレンド感も出るなんて最高!」と、意気揚々とメガネ屋さんへ向かいました。

そこで見つけたのは、細身で華奢なラウンド型の金縁メガネ。試着してみると、確かに顔馴染みも良く、店員さんにも「とてもお似合いですよ。

知的な印象になりますね」と勧められ、即決しました。しかし、これが僕の「金縁メガネはダサい」という苦い経験の始まりだったのです。

購入後、初めてその金縁メガネをかけて友人と会う日。僕は張り切って、ネイビーのブレザーに白いブラウス、そしてグレーのきれいめパンツという、まさに「知的」を意識したコーディネートで出かけました。

こんな感じ

友人とカフェで合流し、席に着くなり友人の一言。「あれ?なんか今日、先生みたいだね(笑)。真面目すぎて、ちょっとダサいかも?」

その瞬間、頭が真っ白になりました。真面目?ダサい?僕の目指した「知的でおしゃれ」とはかけ離れた言葉に、衝撃を受けました。

カフェの窓に映る自分を見ると、確かにフレームの細さが顔の印象を弱め、全体的にどこか垢抜けない。まるで昭和の小学校の先生のような、野暮ったくてダサい自分がそこにいたのです。

その日以来、その金縁メガネは僕の引き出しの奥底にしまわれることになりました。

数回試しても、やはり「ダサい」という印象が拭えず、結局ほとんど使うことはありませんでした。

なぜそうなったか

なぜあの金縁メガネは、僕を「ダサい先生」に変貌させてしまったのでしょうか。今振り返ると、原因はいくつか考えられます。

まず一つはフレームの選び方と顔のバランスの軽視です。

僕は面長で鼻筋が通っている方なのですが、選んだのは華奢なラウンド型の金縁でした。

このタイプのフレームは、顔の余白を強調しやすく、特に面長の顔だとさらに顔を長く見せてしまう傾向があります。

僕の顔の形に対してフレームが細すぎたため、顔の個性が引き立つどころか、どこか頼りなく、そしてダサい印象になってしまっていたのです。

次にコーディネートとのミスマッチです。

僕は「知的」を意識するあまり、ネイビーのブレザーに白いブラウス、グレーのパンツという、非常に真面目でカッチリとした服装を選んでしまいました。

金縁メガネ自体が持つクラシックで知的な雰囲気と、この真面目すぎるコーディネートが重なることで、抜け感が全くなく、まさに「融通の利かないダサい先生」のような印象を与えてしまったのです。

当時はカジュアルダウンさせるという発想がありませんでした。

そして最も大きな要因は金縁の色味と肌トーンの不一致です。

僕が選んだのは、比較的黄みがかったゴールドでした。

僕の肌はどちらかというとブルーベースで、黄みが強いゴールドは肌から浮いて見えやすいのです。

肌馴染みが悪い金縁は、顔色をくすませ、なんだかダサくて疲れた印象を与えてしまっていました。試着室の明るい照明では気づかなかった、まさかの落とし穴でした。

失敗しないためのポイント

この苦い経験から、僕は「金縁メガネはダサい」という思い込みに囚われていましたが、同時に「どうすればおしゃれに見えるか」を深く考えるようになりました。

僕個人としての対策と見解は以下の通りです。

まず、フレームの形とサイズ選びです。次に金縁メガネを選ぶなら、ラウンド型でも、もう少しフレームに厚みがあるタイプや、ボストン型など、顔の余白を埋めてくれるようなデザインを検討します。

また、フレームの横幅も、顔の横幅とほぼ同じくらいか、やや大きめを選ぶことで、顔全体とのバランスを取り、おしゃれな小顔効果を狙います。

決して華奢すぎるタイプには手を出さない、と心に決めました。

次にコーディネートの工夫です。

金縁メガネをかける際は、服装全体で「知的すぎる」印象にならないよう、必ずどこかにカジュアルな要素や抜け感を加えることを意識します。

例えば、Tシャツにデニムといったカジュアルなスタイルに合わせたり、ニットやスウェットなど柔らかい素材のトップスを取り入れたり。

きれいめなシャツやブラウスを着る場合でも、ボトムスをあえてワイドパンツやスカートにして、全体のバランスでおしゃれな「ハズし」を効かせます。

そして最も重要なのが金縁の色味です。

僕の肌トーンに合うよう、黄みが少なく、落ち着いた「シャンパンゴールド」や「ピンクゴールド」のような色味を選びます。

購入前には必ず、自然光の下で顔に合わせて確認し、顔色が明るく見えるか、肌から浮いていないかを慎重にチェックするようにします。

この経験は、単なるファッションの失敗談でなく、自分の顔の個性や肌トーン、そして「引き算の美学」を学ぶ良い機会になりました。

金縁メガネは決して「ダサい」わけではなく、選び方と合わせ方次第で、本当におしゃれで知的な印象を演出できるアイテムだと今は確信しています。

僕が考える金縁メガネを選ぶ際の対策は後述しています。

金縁メガネが残念に見えるNGパターン

僕の苦い経験から学んだ「金縁メガネがダサく見えるNGパターン」を3つにまとめました。これを読めば、あなたも同じ失敗を避けられるはずです!

1. 顔に合わない「華奢すぎるフレーム」はダサい

これは僕が陥った最も致命的なミスであり、金縁メガネをダサく見せる大きな要因です。

顔の個性を消す細すぎる縁

面長な顔に華奢なラウンド型の金縁メガネを選んだ結果、顔の余白が強調され、間延びした印象になりました。

フレームが細すぎると、顔の個性を引き出すどころか、頼りなく、そしてどこか自信なさげなダサい雰囲気に見えてしまいます。

特に、顔の形に対してフレームが小さすぎたり、細すぎたりすると、顔全体とのバランスが崩れ、ちぐはぐな印象に。

漂う「昭和の先生感」が野暮ったい

まるで昭和の小学校の先生がかけていたような、古臭くて野暮ったい「ダサい先生」感が漂ってしまいます。

トレンドだからといって、自分の顔の形や大きさに合わないフレームを選ぶと、一気に時代遅れなダサい印象になりかねません。

2. 光沢感のある素材と地味色の組み合わせはダサい

金縁メガネそのものの素材感と、周りのアイテムとの組み合わせを間違えると、途端にダサくなります。

チープに見える素材感の落とし穴

金縁メガネのフレームが光沢のある素材だと、照明の当たり方によっては安っぽく見えがちです。

特に、明るい場所ではそのチープな光沢が強調され、あっという間に「安っぽくてダサい」印象に変身してしまいます。金縁という特性上、素材の質感が印象を大きく左右するのです。

地味色合わせで加速する生活感

さらに、洋服にネイビーやグレー、ブラウンといった落ち着いた地味な色を合わせてしまうと、金縁メガネの光沢感と相まって、全体的に生活感あふれるダサい印象になります。

せっかくの金縁メガネも、組み合わせる色によってはご近所着に早変わり。

素材感と色の組み合わせを間違えると、一気におしゃれ度がダウンしてしまうので要注意です。

3. 「THE・真面目ちゃん」はダサい

金縁メガネが持つ「知的」や「コンサバティブ」な雰囲気を、そのまま他のアイテムでも継続してしまうと、「真面目すぎ」感が爆発し、結果的にダサくなります。

ベーシックすぎる組み合わせの罠

例えば、ネイビーのブレザーに白いシャツ、そして足元は革靴、といったようなベーシックすぎる組み合わせは、金縁メガネの「真面目っぽさ」をこれでもかと助長してしまいます。

抜け感やトレンド感が一切なく、ただただ地味でダサい

まるで新卒の就活生のような「THE・真面目ちゃん」に見えてしまうので、全身のバランスを意識しないと、あっという間に残念なダサい人になってしまいます。

足元まで気を抜くとさらにダサさが加速

特に足元まで気を抜いてしまうと、そのダサさは加速します。

スニーカーを合わせるにしても、流行りのボリューム感があるものや、色で遊びを加えないと、全体の印象が重たくなりさらに野暮ったい印象に。

せっかくの金縁メガネも台無しになるので、足元までおしゃれに気を配ることが重要です。

【解決策】「ダサい」を「おしゃれ」に変える金縁メガネの着こなし術

はい、僕の金縁メガネでの失敗経験を基に、どうすれば「ダサい」を「おしゃれ」に変えられるか、その秘訣を3つのポイントにまとめました。

1. 顔に「合う」フレーム選びで洗練された印象に

僕が過去に陥った「ダサい」原因の筆頭は、顔の形に合わない華奢すぎるフレームでした。

金縁メガネをおしゃれに見せるには、まず自分に似合うフレームを見つけることが重要です。

顔の形に合わせたデザインを選ぶ

面長な顔には、細すぎるラウンド型ではなく、少し厚みのあるフレームや、顔の余白をうまく埋めてくれるボストン型などがおすすめです。

フレームの横幅も、顔の横幅とほぼ同じか、やや大きめを選ぶと、顔全体とのバランスが取れ、洗練された印象になります。

自分の顔の個性を引き出すフレームを選ぶことで、垢抜けたおしゃれな雰囲気を演出できますよ。

試着は「色々な角度」から確認する

試着の際は、正面だけでなく、横顔や斜めから見た時の印象も確認しましょう。

可能であれば、自然光の下で鏡を見て、普段の自分の表情でどのように見えるかをチェックするのがベストです。

2. 肌トーンに合わせた「金縁の色味」で顔色を明るく

意外と見落としがちですが、金縁の色味と肌トーンの相性は、顔全体の印象を大きく左右します。

ここが合わないと、一気に「ダサい」印象になってしまいます。

くすみ知らずの「肌馴染み」を重視

僕のブルーベースの肌に黄みがかったゴールドは、顔色をくすませてしまいました。

これを避けるには、自分の肌トーンに合った金縁を選ぶことが重要です。

ブルーベースの方には、黄みが少なく落ち着いた「シャンパンゴールド」や「ピンクゴールド」がおすすめです。

イエローベースの方には、温かみのあるゴールドが似合うことが多いです。

自然光で最終チェックを

お店の照明の下では良く見えても、太陽光の下では印象が変わることがあります。

購入を決める前に、必ず自然光の下で顔に合わせて、顔色が明るく見えるか、肌から浮いていないかを慎重にチェックしましょう。

肌に馴染む色味を選ぶことで、金縁メガネが顔を明るく見せ、健康的で上品な印象を与えます。

3. 「抜け感」と「ハズし」を取り入れたコーディネート術

「知的」を意識しすぎて全身をカッチリまとめると、金縁メガネが「ダサい先生」に見えてしまいます。

おしゃれな金縁メガネスタイルには、「抜け感」と「ハズし」のバランスが重要です。

カジュアルでこなれ感を演出

全身をコンサバティブにまとめるのはNG。

金縁メガネの持つ上品さに、あえてカジュアルな要素をプラスすることで、垢抜けたおしゃれなスタイルが完成します。

ロゴTシャツやスウェットなどの柔らかい素材のトップスを合わせたり、きれいめなシャツにはワイドデニムやカーゴパンツなど、少しカジュアルなボトムスを合わせるのがおすすめです。

異なるテイストをミックスすることで、こなれた垢抜けスタイルが完成します。

アクセサリー感覚で楽しむ小物使い

金縁メガネをコーディネートの主役ではなく、「アクセサリーの一部」として捉えるのも有効です。

帽子や大ぶりのピアス、シンプルなネックレスなど、他の小物とバランスを取りながら取り入れることで、メガネだけが浮いて見えず、全体のおしゃれ度が高まります。

これらのポイントを押さえれば、金縁メガネは決して「ダサい」アイテムではありません。

あなたもぜひ、この秘訣を試して、おしゃれな金縁メガネライフを楽しんでくださいね。

まとめ

金縁メガネをおしゃれに見せるには、まず顔の形に合うジャストサイズのフレーム選びが重要です。

顔の余白を埋めるボストン型などがおすすめです。

次に、自分の肌トーンに合った金縁の色味を選びましょう。黄みが少ないシャンパンゴールドやピンクゴールドは顔馴染みが良いですよ。

そして、服装は全身をカッチリさせず、Tシャツやデニムなどのカジュアルなアイテムで「ハズす」のが鍵。

これらの工夫で、あなたの金縁メガネは垢抜けた、知的なおしゃれアイテムに生まれ変わります!

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